過敏性腸症候群の原因は小腸内細菌増殖症(SIBOシーボ)かもしれない!長年のお腹の不調がついに解決?

小腸を強くすれば病気にならない江田証 食べて美意識UP

今日は健康のお話です。

昔は、元気いっぱい動いて、たくさん食べて、お通じも悩みなし!の私でしたが、いつ頃でしょう?学生が終わって社会人になってからかな・・・すっかりお腹が弱くなりました。

今となっては、私のお腹弱い問題は、周知の事実となり、いつだってお腹の弱いタイプで定着しています。どこの駅の、どの場所に、どんなトイレが備わっているのか熟知しています。あのデパートより、このデパートの方がトイレ充実してるよ!っていう情報も持っています。街中にいてもここから最短で行けるトイレを誰よりも早くお答えできる自信があります(笑)

一応、闘病?は続けていて病院で薬をもらって飲んではいますが、なかなか特に効き目はない日々を送っています。

そんなあるとき!ふと夜にテレビでNHKが流れているのを聞き流しながら過ごしていたら、長年原因不明とされてきた「過敏性腸症候群」の原因が最近判明してきました!と言うではありませんか!

うっそー!すごい!

NHKだし、適当なことは言わないだろうと思って、一気にテレビと真剣に向き合ってメモ。なんと、大腸が原因ではなく、小腸が怪しいんではないか!という話です。そこで登場した名前が「小腸内細菌増殖症」。すぐに検索したら、まだあまり記事は多くない様子です、、、。

だけど、すぐにベストセラーの本がヒットしたので、Amazonでポチっと購入しました!

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購入した本「小腸を強くすれば病気にならない」江田証先生著

amazonランキング1位で、たちまち重版だそうです!なぜ私はこれを知らなかったんだ!!

しかも、江田先生、たくさん本も出版していらっしゃいますが、メディアにも多数ご出演されていらっしゃるんですね。今日もご飯を食べながら「この差って何ですか?」を見ていたら、なんと先生が登場されているではありませんか!

まさにこの本の内容を、分かりやすく解説してくださっていました!

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小腸を元気にすれば病気にならない!

これが江田先生の教えです。小腸の健康を保っていると良いことがいっぱい!まさに長寿そのものだそうです。

小腸が良くないと起こること

  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 糖尿病
  • 慢性腎臓病
  • 膵臓の病気
  • 自己免疫の病気
  • アトピー性皮膚炎などの皮膚の病気
  • 肌荒れ・ニキビ
  • アレルギー
  • 睡眠の質が落ちる
  • 風邪や胃腸炎にかかりやすい
  • がんなどの大病
  • うつ病

もう全身の病気!よく聞くすごいのばっかり!!!

これらの病気の原因のひとつに「小腸内細菌増殖症」ではないか?というのが江田先生のお話です。

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小腸内細菌増殖症とは?

SIBO(読み方はシーボ)Small Intestinal Bacterial Overgrowthの略だそう。

詳しくは先生の著書をもちろん読んでいただきたいですが、ものすごーく簡単にこの頭で理解した内容は「小腸に菌が増えすぎる!しかも、通常の人の10倍くらい小腸に菌がいる!」ということです。

そんなこと前から分かっていたんじゃないの?と思いましたが、なんと小腸というのはこれまであまり多く解明されていない臓器だそうで(令和の時代にそんなことってあるの!?という感じですが)、胃カメラだと胃までしかチェックできず、大腸カメラだと大腸までしかチェックできないため、小腸には届かなかったそうなんです!!驚きですよね!

それが最近は、医学の進歩とともに、小腸もチェックできるようになって、ようやくいろいろ分かってきた・・・ということだそう。

これまでは、胃がどーんとするなら胃薬?便通が悪ければ、整腸剤?そのイメージしか持っていませんでしたが、何をやっても治らないなら小腸が怪しいんじゃないか!と言われれば、そうかもしれない!と思えてきます。

SIBOの中には、下痢型のSIBOと、便秘型のSIBOがあるそうです。

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こんな症状の人はSIBOかも!

  • ほんのちょっとしか食べてないのにすぐにお腹がパンパン
  • そんなに太っていないのに妊娠5か月みたいなお腹
  • 下痢や便秘が続く
  • お腹が良く鳴る ←私はこれを勝手に「消化音」と呼んできました
  • ガスが多い
  • げっぷが多い
  • 胸やけがよくする
  • 整腸剤が効かない

私はまさにこれ、ものすごく当てはまっていまして・・・。テレビの放送を見たときにはもうまさにこんなにも自分と症状が合致するものがあるのか!と驚きました。

私は数年前より通院している内科の先生には「過敏性腸症候群」と診断をもらっていました。名前は立派ですが、あまり原因の分かっていない腸の弱い人につけられる病名だと思っています(笑)しかも調べてみると、原因不明で難病とされているが、とても多くの人がこの病気で悩んでいるとのこと!

それが、江田先生曰く、「過敏性腸症候群と考えられてきた患者さんのなんと85%は、SIBOが原因だった!」とおっしゃるのだからまさに目からウロコの情報です。原因不明の難病かと思っていたら、なんと解決策があるの?こんなに嬉しいことはありません!未来に明るい光が見えてきました~!

さらには、SIBOを治せば、アレルギー症状だって収まるのかもしれない!というとても嬉しい情報まであります。アレルギーも小腸が原因かもしれないと研究が進んでいるそうで、もしそうであれば、私の「慢性鼻炎」や「花粉症」そして最近3か月くらいずっと続いている謎の咳(「せき喘息」と名付けられています)も治るかもしれません!

嬉しいーーーー!!!!

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なぜSIBOにかかってしまうのか?

これもいろいろ原因があるそうですが、今日のテレビでは

  • 筋肉の低下
  • 間食が多い

と紹介されていました。それはすべての人にとって、心当たりがあるのではないでしょうか(笑)

私はずっとデスクワークのため、腹筋は驚くほど低下し、ぼっこりお腹の原因だとずっと思ってきました。そしてデスクワークなので、間食はいつだって食べられます!食べない日なんてない!!

筋力がないと、小腸を動かす力も弱まるそうです。それゆえ、男性より女性のほうがお腹が弱い人が多いのであれば、大いに納得です。私もまだ便通が良かったころは、学生時代でバリバリ運動していましたもん。。(涙)

さらに小腸は、空腹になると、活発に活動するそうで動くそうです。なので、常に間食を続けている私は、小腸の活動を妨げたおりまさに逆効果。。だけど、お腹が空き過ぎると、それこそお腹の中でガスのようなものがポコポコ破裂する感じがして、究極のお腹空いた痛みモードに突入してしまう私。それが嫌で、どうしてもスーパー空腹になる前に、何か食べようと思っています。先生それもSIBOの症状ですか?私検査に協力しますよ!笑

その他にも、

  • 抗生物質の乱用
  • 急性胃腸炎のあと

などなど、SIBOには10の原因があると考えられているようですが、この2つはまたまた私も心当たりがあります。

昔からアレルギー体質なので、すこし鼻かぜを引けば、強烈な急性副鼻腔炎に悩まされ、強い抗生物質をついつい飲みます。永遠に咳が止まらないので、これまた強い抗生物質も治るならと試していました。しかし治らないどころか、余計に調子が悪くなったりします。風邪をひいてただけなのに、抗生物質を飲んだら咳がでてきた!のような感じです。

もしかして、これ、すべて逆効果だったかもしれません・・・!

また、だんだんお腹が弱くなってきたころは、大学時代。高校時代からは打って変わって、ほとんど運動もしなくなったのもありますが、大きな変化は海外へよく旅行するようになりました。お金もないため、地元の安いローカルフードを求め、衛生面気にせずなんでも食べた結果、毎回どこの国でも大当たりのヒットでトイレから抜け出せない旅行を繰り返してきました(笑)

そこでいろいろな菌をためてしまったか・・・。最近はコロナウイルスが大流行のため今思えばローカルの市場とか本当に危なかったんだなぁ、、。

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SIBOの検査方法

ここまで来たら、自分は絶対SIBOだ!と確信していますが、やっぱりちゃんとお医者さんに見てもらいたい!NHKでもちゃんと診断しましょうね!と言っていた。

でもこれ、どうやって調べるの?

先生の本にも、検査方法が載っています。しかしそれは、、、なんだか難しそう!普通の内科ではまだやってくれなさそう!呼吸中の水素とメタンの基礎濃度を測る・・・?要するに絶対普通に検査してもらえないやつ(笑)

東京の病院(東京なら何でもあるとイメージする田舎モンの発想w)か、もしくは直接江田先生のクリニックに行かないとダメそうですね。

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SIBO予防に1番効果的なのは食事療法

きっとこれからもっと素敵な薬などを開発していただけると期待していますが、1番の効果的な治療法はやはり薬に頼らず、食生活を見直すことだそうです。そうですよね。。。

そこで、SIBOに良い食事と、SIBOにはよくない食事と、江田先生がご紹介してくださっています。ここは、自分の食生活を見直してみることにしました。(見直し大好き)

パンはNG!ごはんはOK!

いきなりでました!私、毎朝はパン派です。お米も大好きですが、お米は昼と夜に頂きます。長年パン食・・・。けれど小麦は、SIBOにはよくないガスを大量に発生させるそうです。

これから朝は、お米を食べようかなぁ。

ヨーグルトNG!

これは薄々気づいていましたよ・・・実績が物語っています。お腹の調子をよくするなら、ヨーグルト!これは誰もが信じて疑いません。私は、ヨーグルトスムージーの本だって買ったんだから。毎日たくさんのヨーグルト(1日推奨200gだったかな)を摂取するために、毎朝ヨーグルトスムージを作って飲んでいました。

しかし、おなかの調子なんて一向に改善されません!お腹は緩いまま!それはヨーグルトの種類が合わないから、違う種類を試してみましょう!と言われて、それはそれはいろいろなメーカーのヨーグルトで試しましたが、どれも結果がでませんでした。それどころか、そんなにたくさんヨーグルト飲んだらすぐ下痢します。わかっていました・・・。

まさにSIBOにとってヨーグルトはあまりよくない食べ物だそうです。乳製品全般、下痢しやすいので、納得。スタバのカフェラテ飲むと絶対に下るんですから(笑)

バナナはOK!リンゴはNG!

バナナは嬉しいーーー!SIBOにも大丈夫とのことで、さすがバナナは果物の王様!世界中どこを旅していても、朝ご飯に困ることはありません。だってバナナは世界のどこに行ってもあるんだから!こんなに大好きなバナナを食べられなくなるかと思って焦りましたが、よかったーーー!

しかし残念なのは、大好きなリンゴ。毎年リンゴが食べたくて、長野のマラソン大会にでていると言うのに、大問題です。SIBOにとっては、リンゴはガスを多く作る果物だそうで、おなかのハリにつながるとか。残念過ぎる。大好きなのに!日本古来の食べ物に悪いものはないと思っていたのに。(大げさ)

そのほかフルーツシリーズだと、ブドウやイチゴはOKだそうです。私はよく食べるので嬉しい。

だけど!大好きなマンゴーとライチ(毎年台湾から取り寄せています~)これがSIBOにはよくないのだそうです。そんな悲しいことってありますか!?でもマンゴーとライチは季節ものだし、年中いつでも食べられるものじゃないし、たまにはいいか♪

だけど個人的な見解としてはマンゴーたくさん食べても、いつものお腹下る感はあんまり感じないです。ライチも同じく。体感としてはマンゴー大丈夫そうですけどね~!?

大好きな納豆がNG!

三度の飯より納豆が好き!は大げさですが、納豆大好きっこの私です。なんと!なんと!!納豆が、SIBOにはよくないんですって・・・涙。この際、この長年のお腹の不調と、鼻炎&花粉症&咳ぜんそくとおさらばできるなら、納豆我慢しようかな。

だけどやっぱりどうしても毎日納豆は食べたい。先生曰く、SIBOの人の中でも、この食べ物は大丈夫で、この食べ物は合わない、とかがあるらしいです。こんなにも納豆が好きな私なので、さすがに納豆合わないとか無いでしょう!と思っています笑

そういえば、納豆は食べる前のしかも醤油をかける前に、ぐるぐる100回くらいかき回して、納豆が白くなるくらいネバネバのネッバネバにしてから食べると、納豆菌がより大腸まで届く!と聞いたことがあります。それを信じて、わざわざ納豆をかき混ぜる専用の棒まで買いましたが、これホント?笑

もしそうなら、まさにネバネバにかき混ぜる事は、SIBOには逆効果なのでしょうか?もともと私は、最初に混ぜる前にすぐに醤油をかけ、そのままほとんど混ぜないまま納豆を食べるのが好きでした!その食べ方に戻そうかなー。

栗はセーフ!

よかった!大好きな栗!これはOKみたいです。昔から、いも・くり・カボチャが大好きでしたが、この中だと、いもがNG食に近いみたいですが、カボチャと栗は食べてOK!わーい嬉しい!!

ソイプロテインと、ビールもOK!

だいぶ偏ってますが、心配だった2つ。ソイプロテインはお風呂上りに好きで飲んでいるので、OKでよかった~。そして、ビール!笑 うれしい!しばらくは日本酒にしようかと思っていました(ってどちらにしても飲む選択肢)

そもそもアルコールの飲みすぎは身体によくないので、気を付けないといけないですね。

飲み物は、コーヒーもブラックなら良さそうです。これも感覚的にたくさん飲むと下痢するイメージですが、一応ダメな部類ではないそうです。

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SIBO対策の食事は低FODMAPがオススメ

低FODMAP?読み方は、「ていフォドマップ」だそうです。

  • Fermentable
  • Oligosaccharides
  • Disaccharides
  • Monosaccharaides
  • And
  • Polyols

なんとまあ長い。途中のANDが気になる!笑

ハーバード大学だかの海外の有名な先生方が推奨する食事法で、効果も実証済みなんだとか。これまた、詳しいことはぜひ先生の本で読んでいただきたいですが(笑)私の頭脳で簡単に覚えた解釈だと「SIBOによくない糖質を含む食品はなるべく摂らないようにしましょう!」という話です。超シンプル理解ですみません。その低FODMAPを意識した食材選びが、これまで上に書いた一例の食事たちです。

この低FODMAPを極めたら、長年悩まされてきたお腹の不調とおさらばできるかも?と思うと、取り組んでみたくなります。だけど気になるのは、半年くらい我慢すれば、またFODMAPの食べ物もガンガン食べてもいいのでしょうかね・・・。大好きな納豆、いつ食べられるようになるのか!が心配です。

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